互換モード

Windowsは、以前のバージョンのWindowsで正常に動作していた多くのアプリケーションを自動的には更新しません。互換モードを使用すると、古いバージョンが必要なアプリケーションを実行することができ、必要なときに使いやすくなります。互換モードなしで古いアプリを実行しようとすると、操作に問題が発生し、システムを遅くしたりクラッシュさせたりすることがあります。新しいバージョンのWindowsで古いアプリを問題なく実行する方法は次のとおりです。

互換モードを有効にする

互換モードを使用して特定のアプリケーションを実行するのは簡単で、必要なアプリケーションだけを実行するように設定できます。旧式のウイルス対策ソフトウェアでは互換性設定を使用しないことに注意してください。最新のオンライン脅威からコンピュータを保護するために、常に最新のウイルス対策ソフトウェアを使用することをお勧めします。

互換性ウィザードを使用することは、比較的ガイド付きの1つのオプションです。 Windows XPまたはそれ以降のバージョンで多くの古いプログラムを実行するには、以下の手順に従ってください。

この方法でプログラム互換性ウィザードを開くことができます。

1. [ スタート]をクリックします （Windows 8 ではWindowsキー+ X ）
2. コントロールパネルをクリックします。
3. カテゴリ別にソートする場合は、 プログラムをクリックします。
4. 次に、 このバージョンのWindowsで古いプログラムを使用する （または以前のバージョンのWindowsで実行されたプログラムを実行 する ）をクリックし、
5. プログラム互換性に関するトラブルシューティングの指示に従います

プログラム互換性ウィザードを使用すると、元に戻すプログラムを包括的な一覧から選択できます。

または、個々のアプリの互換モードを直接オンにするには：

1. 各プログラムのインストールディレクトリを探します。通常はC：ドライブ内のProgram Filesフォルダにあります
2. プログラムフォルダ内の.exeファイルを右クリックします。
3. 表示されるメニューの[ プロパティ ]をクリックします。
4. 表示されるはずのプロパティウィンドウには、上部にさまざまなラベルが付いた多数のタブがあります。 [ 互換性 ]タブをクリックします。これは、[ 全般 ]タブの右側に表示されます
5. 互換性タブには、 互換性モードと呼ばれるボックスがあります 。その中にチェックボックスが表示され、このアプリケーションの互換モードを実行するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます
6. 互換モードを有効にする場合はチェックボックスをオンにし、実行するオペレーティングシステムを選択します。お使いのオペレーティングシステムがVistaで、プログラムがXPの場合は、オペレーティングシステムのリストからXPを選択して選択します

これは、個々のプログラムの互換モードウィンドウの外観です。

あなたが心に留めておくべきことの1つは、コンピュータとインストールされたプログラムを変更できるアカウントを使用して、コンピュータの管理者である必要があることです。管理者ユーザーアカウントをお持ちの場合は、古いプログラムの設定を使用して正常に動作させることができます。

Webブラウジングのためのもう1つの互換性オプション

Webページ用の互換性ツールも利用できます。 Internet Explorerなどのブラウザには、URLバーの右側に小さなボタンがあり、互換性ビューをオンにすることができます。これは、適切に表示されるために、古いバージョンのIEを必要とするウェブサイトに役立ちます。ボタンは、半分に切り取ったページの小さな画像として表示されます。それ以外の場合は、ツールメニューでアクセスすることもできます。ツールメニューでは、設定を手動で変更することもできます。

互換モードツールは、購入後にプログラムが完全に古くなることを心配する必要がない1つの方法です。これらの多くは、システムクラッシュやその他の問題が発生するリスクを冒すことなく、PCを十分に使いこなし、購入する必要のない製品を更新するのに役立ちます。